徒然草

日々の徒然。FXの事やあれこれ書いていきます

FX 調整的な値動きの基本 FXはこれ見たら誰でも勝てる⑤

FX 調整的な値動きの基本

 

だが、その買いフィーバーももちろん永遠には続かない。

どこかで止まる。

 

今度は買いフィーバーで利益を得た面々も、利益確定を考えなくてはならない。どこかで利益を確定しないと、利益どころか損失を抱えてしまうことになるからだ。

するとどうなるか?

 

ドル円の買いとは、ドルを買って円を売るという事になる。

つまり、ドル円の買いにおいて、その利益確定をするということは、ドルを売って円を買うという事と同義になるのである。

 

買いフィーバーに乗っていた、たくさんのトレーダーや企業、またはファンドや大口投資家がドル円を売りで入る事になるのだ。どんどん下がる。それが図7でいうところ、白い〇の部分を境に発生しているのである。

加えてお伝えすると、112.045というこのレート。

こういった、112円ちょうどというレートはキリ番と言われ、意識されやすい。

ここまで上昇した事で、マーケットに達成感が生まれやすい。

買いを持っていた面々が達成感も手伝って、手仕舞いをする事で更にドル円の下落を加速させている。

下落を加速させるだろうというマーケットの空気が、さらに売りが売りを呼ぶことになる。

こうして発生した、大勢の売りポジションを持ったトレーダーは利益を得ているが、いつまでも保有していては損失に転じるかも知れない。

どこかで区切りをつけ、売りポジション利益を確定させなければならない。

そんな彼らが、どこで区切りの目途をつけるのか?

彼らの多くは、直近で上昇のきっかけとなった110.801円で利益確定させる目途にしているだろう。

 

7の黄色い〇の部分である。

 

やがて思惑通りに期待するレートまで下降し、売りの利益を確定させる。

大勢がドル円の売りを手放すという事は、今度はそれだけマーケットが買いに転じる事になり、110.801付近で反発する事になる。

 

これが相場心理なのである。

 

そして、図4でご説明した、『必ずと言っていいほど、調整の戻しが入る』

を読者は覚えているだろうか?

その時に述べた、調整の戻しとは、こういった相場心理のもとに成り立っているのである。

 

 

・図7から見えてくる事。

 

本稿の主旨を折に触れて読者の目にしていただく事は有意義である事と思う。

 

だからお伝えさせていただく。『待つ』事の優位性を。

 

7で赤いレンジの範囲をトレードの対象にすることは、初心者に対して推奨は出来ない。

赤い枠を抜けるまで待てば良いのだ。

 

そして赤い枠を上に抜けて、その時パソコンやスマホを見ていられれば良いが、遅れてチャートを見る事もあるだろう。

 

そんな時、仮に図7の白い〇付近で買いを入れたらどうなるか?

 

すぐに下落に転じ、損失を抱える事になるだろう。

 

もし仮に貴方が白い〇の付近で買いを保有し、だが反対に下落し、損失に慌てて手放したら・・・?

 

買いを手放すとはすなわち売る事になる。

 

先ほどの項で述べた売りの加速に一役買うという、言葉遊びのような状況に陥る事になるのだ。

 

これは笑えない。売りを保有しているトレーダーに貴方が買い保有で失った資金を献上しているも同然なのである。

 

だから 待つ が安全なのである。

 

赤い部分を抜けて乗り遅れたら、調整の戻しが黄色い部分まで来ることを想定し、ひきつけて買いを持つ

 

相場心理を理解した読者なら、既にそれが可能である事と思う。

 

いかがであろうか?

値動きはランダムに動いている様に見えて、実はそうではない。

本質的な値動きを追う事は可能なのである。

ランダムではない、優位性の高いポイントで売り買いをする。

優位性の高いポイントを待つ。

冒頭から、くどいぐらいにお伝えしている、たった一つ。

然るべきポイントを 待つ

ことにより、精度の高いトレードが実現できるのである。

 

そして、それは週足、日足、4時間足、せいぜい許容出来て1時間足までは優位性は高い。

それ以下の時間軸、一般的には

30分足、15分足、5分足、1分足の時間軸が用意されているプラットフォームが多いが、小さい時間軸になればなるほど精度は低くなる。

この辺りで、時間軸についてのご説明も、必要かもしれない。

 

事項では時間軸の考え方について述べていきたいと思う。

初心者の為のFXの基本 FXはこれ見たら誰でも勝てる④

フィボナッチの話を絡めて優位性の高いトレードを

 

初心者の方は、まずこの章から読み始めてみるのも良いかと思う。
1章、2章を読まれてから3章をお読みになるのも、それはそれでより理解が深まるかもしれない。そこは個々に好みなどもあるかと思うので、お任せしたいと思う。

まずは、2章からの流れを汲み、フィボナッチの話を絡めてご説明していこうと思う。


1・FX・値動きの基本

筆者はアナリストではない。
おそらくインターネットが普及し始めた時代から近年に至るまで、
益々複雑化している為替相場の仕組みについて、
知った風な口を利くのは、ちょっと恥ずかしい。
こんな金利も物価も知ったこっちゃないような、実体経済とかけ離れた動きもする為替相場について、筆者などにわかるわけがないし、わかる必要もない。
その筆者からお伝え出来る値動きの解釈は以下、図5以降のご説明を御覧いただきたい。
おそらく本質的な言葉をお届け出来るのではないかと思う。

 



かなり乱暴な論理である笑
だが、稚拙に見えて、これが中々本質を捉えているのだ。

次は以下、図6 フィボナッチも同様であるのがわかる。

 



 
2021年 1/14からのユーロドル4時間足チャートである。
年初のトレードから、2021 12/22現在まで数えて、ダウ理論とフィボナッチに基づくトレードを行えば、7回ほどのトレードが行われている。
フィボナッチ61.8辺りで反発したから、人間にとって心地よい配列とされているらしいし
買ってみよう、売ってみよう。
100.0をリミット、0.0をストップにして・・・と。
つまり、みんながそう思って買いを入れれば大勢の流れに従う値動きを見せるのだ。
もし仮に、フィボナッチを使うと不幸になる・・・などというデマが流れて、フィボナッチを使う者は極々少数になったとしよう。そんなことはあり得ないが。
おそらくフィボナッチは機能しなくなるはずだ。

結局のところ、夏は鰻、バレンタインにはチョコレートと本質は変わらないところもあるのだ。

2.FX 相場心理の基本

さて、値動きの仕組みについて真面目な話もここらで入れていこう。
前途の暴論に思える値動きの仕組みも現実的にある。おおまかには。
別の視点から、今度は相場の心理について解説していこう。
トレンドはみんなが買えば上がる、売れば下がる。と先ほど言った。
図2では、トレンドレスについて解説していたが、なぜトレンドレスになるのだろうか?
言い換えれば揉み合いともいう。またはレンジ相場とも。
その原理は? 
それは、方向感を失っているからだ。トレンドをレスしている。
レンジ。限られた範囲で方向感を失い、買いの力と売りの力が拮抗しているからである。
 


上記、図7はドル円の1時間足チャートだ。
110.801の高値と109.110の安値の間を、どちらも更新できずに上がったり下がったり、はっきりしない値動きを見せている。この赤い枠の範囲はトレンドレスと言える。

この範囲内では買の力と売の力が凝縮している。だが、いつか必ずどちらかに抜ける。
抜けた時に、凝縮された力がエネルギーとなり、大きく動く。

(凝縮された力がエネルギーとなり、大きく動く)については、相場心理をご理解いただく為には、重要な部分である。

青い〇の部分でレンジを抜けた。上に抜けたので買いの力が勝った事になる。円の価値よりもドルの価値の方が高いと思う人が、国が、企業が、トレーダーが、この時点で多い・・・というのも理由ではあるが、それも一つの側面に過ぎない。
また別の視点から見ると、先ほどお伝えした、みんなが買ってるようだから買おう・・・というトレーダーが多いのも理由の一つ。
そしてまた別の視点では、この場合もっとも重視するべき視点であるが、買い勢力に売り勢力が負けるという事は、売りでポジションを持っていた多くのトレーダーがそのまま売りを持ち続けてしまうと損失を広げてしまうということだ。
だから、これ以上傷口を広げない為に、売りを手放す。
ドル円の売りを手放すという事は、売っていたドルを買い戻し、円を売る事と同義である。
売りで考えていた多くのトレーダーが、つまり今度は買いに転じるのである。
110.801を境に買いフィーバーが起きるのだ。
その波に乗ろうと、さらに買いが買いを呼び相場参加者が増える。

凝縮された力がエネルギーとなり、大きく動く・・・の正体は、この相場心理から成り立っているのである。

 

以降 FXはこれ見たら誰でも勝てる⑤に続く

ユーロドル今後の展望

大きく下降し続けるユーロドル

 

ユーロドルの今後の展望についての配信をしています。 月足、週足、日足で強い下降が続く中で、4時間足でも調整の上げからのダウ下降への転換が見られています。 今後、安値を更新していくかもしれないですが、暫定的に現時点での安値での解説としています。 安値が更新されていくなら、随時フィボナッチを引き直して微調整していってください。 夏枯れ相場は多くのEAが飛んで逝きます・・・ そんな中、特典でご提供している私のEA《神々の果実》は、ウクライナ侵攻以降も安定しています。 EAが死んで逝く相場というのは、裁量では大きく稼げるシーンです。 今後もストレス無くシンプルに利益を重ねていきましょう!

 

ユロドルrecording 2022 08 23 21 58 16 - YouTube

ダウ理論に基づいたエントリー FXはこれ見たら誰でも勝てる③

ダウ理論に基づいたエントリー

 

ダウ理論において、相場の転換を実現するには・・・
上昇から下降に転じるには直近の高値を超える事が出来ずに、直近の安値を超えて値動きが進行していく事である。

下降から上昇に転じるには直近の安値を超える事が出来ずに、直近の高値を超えて値動きが進行していく事である。
※図1参照

つまり、値動き、トレンドの転換を実現するために、
必ず上記のプロセスを経る必要があるという事だ。

私は、これまでくどいくらいに待つことが大事だと言ってきた。

ただ、待てば良いのである。はっきりと、トレンドの転換が来るまで待つ。

下記、図3でご説明させていただこう。



 
図3は2021年1月~2021年12月22日現在までのドルスイスのチャートである。

図1と見比べながら御覧いただきたいのだが、
Aの赤い枠の直近安値を下回っているのは4/13の赤線部分である(画像作成時、赤線が4/12部分へ1本ずれてしまい、正しくは実際に下回ったのは4/13である)。
超えたら上昇から下降へ転換している。それまで待てば良いのである。
Bの赤い枠の直近高値を上回っているのは6/16の赤線部分である。
上回れば上昇に転じるのである。
Cに対して7/9も順調に下降している。
ただし、ここで重要なのだが、ロウソク足ヒゲで超えているだけでは、ほぼダマシに合う。
実体で超えている必要があるのだ。
AもBもCも実体で超えている(終値で超えているという事)。
しかし、Dの高値に対しては違う。Eの高値がDを超えている様に見えるかもしれないが、そうではない。
このケースはヒゲだけが超えており、高値を超えた事にならない。
Dの直近高値を実際に超えているのは、Fのロウソク足 9/16のロウソク足である。
その後、Fのレートを境に上昇へ転じているのがわかる。
以降、G,H,Iについては、これまでの繰り返しである。
ちなみに、ドルスイスについても12/22現在、トレンドレス。レンジ相場ともいう。
どの高値と、どの安値の間のトレンドレス、レンジ相場なのか、ご自身で実際に線を引いてみて欲しい。
ここまでお読みいただいた貴方であれば、既にそれを理解し、今後の方針も立てることが出来る様になっているのではないかと思う。


・実際のエントリー方法 
ダウ理論+フィボナッチ係数
この章ではエントリーポイントについて述べてきた。
ここからは、エントリーの実践について
先ほどの、図3を引用してお伝えしていければと思う。

 



 


便宜上、上記画像を図4とする。
図3と同じドルスイスの日足チャートだ。

黄色い数字、0.0 23.6 38.2 50.0 61.8 100.0 と書かれた数字を見る事が出来ると思う。

これはフィボナッチ係数と呼ばれるものである。黄金比とも呼ばれるものだが、
レートの跳ね返される可能性のあるパーセンテージとして用いられる物である。

黄金比率、人間にとって心地の良い配列、形を表示してくれるツールである。

あのモナリザの絵も、このフィボナッチの黄金比率によって描かれているらしい。

実践的な話に戻すが、中でも61.8 50.0 38.2付近で跳ね返されることを念頭に置いてトレードをすると、思惑通りの値動きが期待できる。


この画像の場合、どのようにエントリー根拠を求めて利益確定まで持っていくのか、順を追ってご説明していく。

ダウ理論に基づいて、下降トレンドが続いてきた場面、画像でいうところ、2021 1/4までは下降トレンド継続中という環境認識に異論を唱えるトレーダーは多くはないと思う。

しかし、2021 2/1を境に状況は反転する。下降中の直近高値である0.89208を上抜き上昇したからだ。青の破線である。
すると、必ずと言っていいほど調整の戻しが入る。
この場合上昇に対しての戻しなので下降である。

ひとまずの上昇高値を付けた部分、白い破線の0.90465にフィボナッチの100.0を当て、直近安値の白い破線0.88399までマウスの左クリックを押しながら引っ張る。
今回は上昇傾向の中の買いポジションを持ちたいので、右上から左下に引っ張るイメージだ。
すると必然的にその他の数字、61.8 50.0 38.2という数字が描画される。
61.8 50.0 38.2は重要反転ポイント、エントリーポイントである。

100.0で上昇が止まり、戻しを期待すると言った。
61.8まで戻しが到達するまでに3日を要したが、ロウソク足の終値
0.89208に至るまで止まる気配がないようにも見える。
この場合50.0付近で買いエントリーが出来たら、
とても良いエントリーが出来たと言えるだろう。


・リミット、ストップの設定方法

同じ、図4を用いてご説明を続けていこう。
エントリーを61.8 50.0 38.2のどこかのレートで出来たなら、
リミット(利益確定)は100.0である0.90465に設定する。
なぜなら、上昇トレンドが続く時は安値も高値も同時に切り上げるという
ダウ理論の根拠に従い、高値更新の瞬間こそ安全な利食いポイントと考えられるからだ。

ストップ(損失確定)は0.0である0.88399に設定する事になる。
なぜなら、0.88399という直近安値を下に超えるほど、思惑と逆に動くのであれば、
ダウ理論に基づいた買エントリーという根拠が崩されるからだ。

下降トレンドは逆に考えていく。すべてを逆にだ。フィボナッチも安値から高値に向かって、右下から左上に引く事となる。


・フィボナッチが信用できるという根拠は?
ここまでダウ理論とフィボナッチを組み合わせたトレードについて述べてきた。
では、フィボナッチを信用できるとする根拠は?
それを明確にお答えできるかというと、筆者には出来ない。
相場参加者の多くが意識するポイントだから・・・黄金比率、人間にとって心地の良い配列だからとしか言えない。オカルトの域を出ないようにも聞こえるかも知れない。
と、言うわけでこの機会に次章では値動きの理由について少し触れておき、トレードの根拠を固めていこうかと思う。

ダウ理論の正しい理解について FXはこれ見たら誰でも勝てる②

ダウ理論について


『守るべき一つのルール』とは何か?それは、『待つ』事である。

トレーダーの仕事は待つ事だと言われる。
明確なルールに基づいて、根拠のあるエントリーが出来る 時 を待つのだ。
待つ にも色々な意味合いはあるのだが、ここでは、根幹となる、筆者が最も述べたい
一章・ダウ理論について
お伝えしていく事とする。
前述した 待つにも色々な意味合いはある とは枝である。
その基礎があって成り立つものが枝なので、ここでは触れずにおく。
幹をおろそかにし、枝葉にばかり気を取られる事こそ、前書きで述べた
1割の負けている人たち
が行う事であるとお伝えしておく。

初心者の方に向けて、実際にトレードに深く関わる事のみを端的にしていこうと思う。

ダウ理論とは?その➀
トレンドは明確な反転サインが出現するまで続く。

FXは極論、上昇するか下降するかしかないのだ。
つまり、今は買い時(上昇しやすい)なのか、売り時(下降しやすいのか)なのか、明確に判断出来る為の方法として、ダウ理論は優位性が高いのである。

ダウ理論とは?その②
チャート上の値動きは、すべての事象を織り込んでいるものと考える。

いわゆるファンダメンタルズ分析、つまり各国の経済指標など事前にある程度の予測がつく事柄はすでにチャート上に織り込まれている事も多い。
ただし、北朝鮮が突然ミサイルを発射、または突然の
地震などが起こる(円が下がりドルが上がる傾向がある)
或いは、岸田首相やバイデン大統領が急遽退任や、どこかで戦争が起きるなどの突発的な出来事があれば、(カントリーリスク)その限りではない。

ダウ理論とは?その③
上昇トレンドでは高値も安値も切り上げ、下降トレンドでは安値も高値も切り下げていく。

ここは、ダウ理論とは?その① にも通じるところなので、図を用いてお伝えしたいと思う。

 

ダウ理論について


図1は、ダウ理論における上昇トレンドと下降トレンドの概要図である。

青線 上昇トレンドの時は、高値も安値も切り上げているのがわかる。
赤線 下降トレンドの時は、安値も高値も切り下げているのがわかる。

下降トレンドへの転換を示唆している時。黒い楕円形は直近の高値を切り上げる事が出来ずに直近の安値のレートを割っている。

上昇トレンドへの転換を示唆している時。赤い楕円形は直近の安値を切り下げる事が出来ずに直近の高値のレートを超えている。

ただし、大事なのは、赤線の下降トレンドである直近の高値2を超えて上昇した部分、赤い楕円形が上昇トレンドへの転換を示唆したレートになる。
②高値を切り上げ、①安値も切り上げているから上昇トレンドになったと判断してしまうのは間違いだ。
②高値を超えても、下降トレンドの中の直近の高値2を超えない限りは、再び①安値を割り、さらには安値1を割り込む事で下降トレンドが続く可能性が残されているのである。

この高値2から安値1までの値動きを波と捉えた時、その間にある②高値と①安値の波は中波と呼ぶ。
無論、安値1⇒②高値⇒①安値⇒③高値までの値動きを短期上昇トレンドと捉えて買エントリーを持つのは良い。
だが、それは中級~上級レベルになってからでも遅くはない。初心者の状況でそれを行うことで資金を失うよりも、まずは高値2と安値1の間をトレンドレスと捉えて、この範囲は何もしない・・・と決めてしまう。

これが、待つ という事だ。

トレードを開始するのは、③高値を超えて上昇トレンドへの転換が色濃くなってから。

その時が訪れるまで、珈琲でも飲みながら過ごしていればよいのだ。

図の右端、高値aと安値aの間の値動きについても同様の考え方である。

ここは、自分で考える事が力になるので、あえて説明は省かせていただこう。

次は、実際のチャートでご説明しようかと思う。

 

上記、図2は、2022年12/22現在のドル円チャート(日足)である。
この図では青い枠の安値も赤い枠の高値も切り上げていく上昇トレンドがみられる。
オレンジの枠内は、安値108.697円と高値110.561の間の中波。
トレンドレスと捉えても良い範囲である。

ここも先ほどの、図1の概要図でご説明の通り、
安値108.697円を超えて下がるなら売り優勢が色濃いので売りエントリー開始。
高値110.561円を超えて上がるなら買い優勢が色濃いので買いエントリー開始。
大勢が決まり、はっきりしてから手堅いトレードを行えば良いのである。

わからない時に無理してトレードをする必要など、まったくないのだ。

さらに言えば、12/22現在もレートはトレンドレスである。
高値の115.473を超える事も出来ず、安値の112.683を割る事もなく、この限られたレンジを上抜けるなら買い。下抜けるなら売り。
それを戦略として考え、細かい戦術は今後の値動きに応じて決めていけばいいのである。
もちろん、ダウ理論に基づいて・・・だ。
(筆者は115.473を超え、117円台を目指す可能性が高いと考えている。超えるまではわからない、だが超えるならダウ理論に基づいてトレードを行うだけである。)
さて、ここまでは能書き。
次章では、いよいよ実践的なエントリーポイントについて、細かくお伝えしていこうと思う。

 

 

FXで利益を出す為に必ず飛ばさず読んで。からの前書き

このブログの前書き
重要な事なので、前書きに3ページ程を要している。せっかちな人は読み飛ばしてもらっても構わない。だが、もし読み飛ばした貴方が、トレードが上手くいかずに思い悩む時が来たら、思い出して欲しい。
『フロセミドとかいう、ふざけたペンネームの奴が、
そういやなんか能書き垂れてたな』・・・と。
きっと、読む事で何かのきっかけになれるのではないかと思う。

前書き

筆者は表紙でこう述べている。
大谷翔平のバットを手に入れたからといって明日からホームランを打てるとは思うな!』

2021年、あわやホームラン王になるかと思われた大谷選手の活躍は誰もが知るところだが、彼は魔法のバットでも使っていたのだろうか?
もし魔法のバットを使っているのなら、彼のバットを手に入れれば、誰でもメジャーリーグで活躍出来る。ルールもろくに知らない筆者でもだ。
だが、努力のいらない夢の様なバットは現実には存在しない。
スポーツに限らず、あらゆる職業、どこの世界でも、大成するには
一部の天才を除いて、一定の努力は必要である。
大谷選手だってそうである。才能だけでなく、努力もしてきたろうし、野球に対する真摯な姿勢が今の彼を形作っているのだろう。
バットに魔法がかかっているからではないのだ。

ところがFXを含め、他の投資と呼ばれる世界ではなぜか、
魔法のバットがあると思っている方が多くみられる。。
良いバットを手にすれば、手軽にホームランを打てると思ってしまう人が
何故か多いのだ。
『PCやスマホで気軽に誰でも好きな時に好きなだけ』稼げる様な(TVCMの悪影響だろう)
手軽なスタンスでは、
負ける。
お金を失う。

貴方がどこかで、「手軽」に失ったお金が、どこかにいる勝てるトレーダーの財布に
移動していく。
これが為替取引の世界だ。これほどバカげた事はない。
いつでも取引出来るのが魅力と言ってはいるが、いつでも勝てるとは誰も言っていない。
筆者が今回執筆するこの内容を目にした読者は、
筆者がホームランを打ってきたバット(三振やシングルヒットしか打てない日々も無論存在する)を手にするだけに過ぎない。
受け取る事で手軽にホームランを量産できると思えば大火傷を負う事になるだろう。
筆者は大火傷を負う前の貴方に、お伝えすることが出来ている事を望む。
いつ、どこで、筆者が、何を、どの様にトレードを行ったか?
その、5W1Hを出来る限り明確に伝えていきたい。
そして、その後、読者には、私のお伝えする内容をじっくりと検証し、
その優位性を確認、認識し、腑に落ちた(これが誤用か否かはともかくとして)感覚を
実感してもらいたい。
その身に刷り込む。
この作業を面倒と感じる事もあるかも知れないが、【検証作業】に
9日間は費やし、トレードをする際にはたった一つのルールを厳守して欲しい。
すると10日目には10万円の利益を得るビジョンも明確に持てる様になるだろう。

為替トレード、取引を行う際、最後にマウスをクリックするのは私ではない、
バットを手にした貴方なのだ。納得いくまで素振りをして欲しい。
腑に落ちないと、決して自信を持ってマウスをクリックなどできない。
2連敗、3連敗もあるだろう。そんな時、腑に落ちないまま続ければ、
4回目のトレードで大きな利益を獲得できる機会にも怖くてエントリー出来なくなる。
繰り返すが、思う存分素振り(検証)は続けて欲しい。

投資の世界で負けるのは9割。勝てるのは1割という言葉がある。
だが、おもしろい事に、真剣に検証作業を行い、納得出来た上でトレードが行える人は
およそ1割程度と言われている。

くどいのは承知の上で、重要な事であるが故、時間と文字数をかけて書かせていただいた。

以上をもって前書きとし、本稿につなぐものとする。

昨日の動画の解説です

昨日の動画

https://youtu.be/I_Z7licOha0

 

こちらについての解説です。

 

まず4時間足でRSI30以下の所を見つけます

 

そして、その辺りのレートに青い四角で囲みます。

 

そして30分足に移動します。

 

移動したら30分足でRSI30以下になっている所を見つけます。

 

その後、前編でお伝えしたことを思い出していただきたいんです。

 

ダウ理論を軸に、ラストの押し安値、ラストの戻り高値を超えて確定したらフィボナッチを引いていましたね?

 

つまりは、4時間と同調したことが確定した部分をフィボナッチでエントリーポイントを探りながらトレードしていきましょうということですね(^▽^)/これは手堅いです。

 

分散エントリーをしながらナンピンをして莫大な利益を求めるのも良いですが、手堅いエントリーをしてスナイパーの様に確実な利益を確保していくのも良いです。

 

この場合、チャンスも減って利益も減りますが、さらにストレスフリーなトレードはできます。

 

違うロジックを組合わせていくことで精度を高くしていけます。

 

本質的な値動きを追えるトレードというのは、結局やってることは違うようで同じなんです(笑)